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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ASM SREフェア2008年夏に向けて急ピッチで3号車の作業が進んでいます。昨日の夜にはやっとレカロシートを装着。この1ヶ月、テストやインプレッションを兼ねてずっと3号車に乗り続けているのですが、ついに純正シートから解放される瞬間がやってきました。・・・こう書くとまるで純正シートが気に入っていないかのようですが、1ヶ月で2,600kmを乗ってみるとそれ程悪い印象ばかりではありませんでした。まず何より気軽に乗り降りできるのがいいです。使い勝手もさすが純正、何も不具合を感じません。アイポイントの高さを指摘する意見がありますが、最初からこんなものと思っているのでそれも不具合を感じていませんでした。「日常生活で普通に乗れるオープンスポーツ」がコンセプトの3号車ですからどこに行くのもこの車で出かけていたのですが、あらゆるシーンで大きな不具合を感じなかったのはさすがです。ただ、20分を超える運転で腰はすぐに痛くなるし、ホールド性と座面のダンピング性能不足でダンパーの細かなセッティングは全く出せない、さらに見た目の質感がイマイチでオープン状態で格好良くないと言う点が不満のポイントでした。
そんなわけで3号車にレカロシートを装着です。選んだモデルはRS-G ALCANTARA Version、その名の通り新世代シェルRS-Gをベースに表皮をアルカンターラで仕上げたモデルです。シートレールはもちろんレカロジャパン製ウルトラローポジレール、レカロシートの性能を最大限に引き出してくれる純正レールを採用しました。RS-Gは2005年に発売開始した新世代スポーツシェルですが、開発の段階からASMは色々なアドバイスをしてきました。S2000に装着した時にドア内張りとの干渉なし、センターコンソール開閉に影響なし、複雑なフロア形状を避けてポジションダウン、純正ロールバーカバーとピッタリ合う高さ、これらをまとめて実現できているのは決して偶然ではないですよ。シートレールも同様で、ASMから製作リクエストを出して設計時に反映してもらっています。シビアな車内寸法のS2000ですが干渉なしでクリアしつつスポーツシェルとしては必須のローポジション化もしっかりと実現しました。
S2000のためにレカロジャパンがノウハウをいっぱい注いで作り上げた製品を高い満足度で使いこなすには、それなりの取付が必要です。昨日3号車に乗ってボクは心の底から感動しました。「チャ、チャ、チャ・・・」、運転席に乗り込んでポジションを合わせるために前後スライドさせたのですが、そのスムーズさ(軽さ)や左右の動きの同調性が桁違いです。同じASMデモカーの1号車はバタバタした環境下での作業が多いため細やかなシート調整ができておらず左右がバラバラでロックする感じです。こういう経験は多くの人がしているはずですが、何となく「アフターパーツの精度はこのレベル」と言う無意識の諦めみたいなものがあって納得してしまうのでしょう、あまり不満の声を聞きません。でもASMでの取付を一旦経験してしまうと、整備時にシートを外したらスライドが気持ちよくなくなったので再調整にご入庫されるケースが増えています。そんなお客様の気持ちを昨日は一瞬で理解できましたよ。車作りのコンセプトをしっかりと決め、それに最適な製品を選び、機能を最大限に発揮できる取付をする、基本的なことですが全ての条件をクリアするのはそう簡単ではありません。
■RECARO RS-G ALCANTARA Version 194,250円 ■RECARO ウルトラローポジレール(右) 18,900円 ■RECARO ウルトラローポジレール(左) 18,900円 *ASM独占販売
《関連記事》 ・ASM S2000 3号車が納車されました ・S2000、ノーマル状態での魅力 ・ASM S2000 3号車に無限エアクリーナーBOX装着です ・ASM S2000 3号車にエキゾーストマニホールド07装着です ・ASM S2000 3号車にI.S.Designエアロボンネット装着です ・ASM S2000 3号車にSREダンパーキット3WAYを装着です
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=703#myu703
S2000のひとつの方向性を提案です
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ASM KAROマットをASM Z33に装着しました。納車時にお付き合いでオマケしてもらったフロアマットでしたが、新品時点から何だか質感が怪しい。ASMに入庫するZ33を見ていると意外なほど社外製フロアマット装着率が高く不思議に思っていたのですが、純正フロアマットの質感を見れば納得です。では社外品が全て純正よりいいかと言えばそれも難しいところで、中には質感を下げている?と思えるものもあった気がします。
ASMでお薦めしているKARO製フロアマットは長い歴史を持つ定番インテリア商品です。素材や色味にこだわりを持ってラインナップを常に見直しており、大体どんな車にも似合う素材が存在しているマットで、S2000・MINI・エリーゼみたいなスポーツカーからレガシィ・レクサス・スカイライン・BMW・AUDIのようなスポーツセダン、その他ミニバン・1BOX・軽自動車までどんな車のインテリアにも合わせることができます。そういう意味ではアフターパーツのレカロシートに似た存在と言えるかもしれません。ASM KAROマットはそんなKARO製フロアマットをベースに赤Wステッチ+I.S.Designメッキロゴプレートで仕上げた特注フロアマットです。レカロシートに合わせて購入されるケースの他、フロアマット単体でも十分ドレスアップ効果がありここ最近のASM人気製品のひとつになっています。
そんなASM KAROマットを高級感とスポーティさをバランスした素材「ウーリー」ベースに仕立て、ASM Z33に装着しました。RECARO SP-JC ASM LIMITEDの赤Wステッチや赤ボディとマッチしたインテリアの完成です。トランクルーム用にもマットを製作して置いてみました。リヤゲート内はガラス越しに外から見えるのでこれもちょっとしたドレスアップになります。S2000用としてはシザルが人気ですが、こういうちょっと違った素材で作ってみるのもインテリアの雰囲気が変わって面白いですよ。
■ASM KAROマット(Z33・MT用)ウーリー 28,500円 ■ASM KAROマット(Z33・MT・トランク用)ウーリー 35,800円
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=698#myu698
ASM KAROマット、待望のバリエーション追加決定
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ASMステアリングボスが人気です。通常の市販ボスと比較して4倍の価格ですから全く売れずに終わるんじゃないかと思っていたのですが、S2000オーナーさんのマニアックさ?に驚くばかりです。購入の動機をお客様に聞いてみると「ボスにこんなこだわりの製品が出てくるとは思っていなかった。今までは何となくステアリングを替える気にならなかっただけで、欲しくないわけじゃなかったので今回替えることにしました。」と言う声が多いです。確かにSRE+HYPERCOのサス、市川さん入魂のGTシリーズ補強バー、チャレンヂ製のカーボンパーツと較べた時にありきたりの市販パーツだとちょっと寂しいかもしれません。そうかと言って他を探しても無限ステアリングボスだとレース指定部品だしそれ以前に既に廃盤?で手に入らないし。そんな中でこれ程こだわったボスはないと言う自信があったので、このボス欲しさにステアリング交換と言うのは嬉しい話です。
また、ドライビングポジションの調整にもステアリングボスはお使いいただけます。レカロシートの座面とバックレストの角度は一般的に110度ぐらいにセットして使うケースが多く、RS-GやSP-G3と言ったリクライニングができないフルバケットレカロシートも110度となっています。それを基準にSP-GNなら少し起きて105度、TS-Gはバックレストが中折れしてアイポイントが下がっているのですが、起き気味のSP-GN系は大丈夫としても、RS-Gやその他リクライニングレカロシートを装着した場合に背中と腰を最も快適な位置に合わせるとややハンドルが遠く感じるケースが多くなります。ASMステアリングボスはノーマルより20mm程度手前にステアリングが出てくるので、レカロシート装着車に最適なドライビングポジションを実現しています。ASMでこのステアリングボスの人気が高いのはRS-GやTS-Gをはじめとするレカロシート装着率の高さが要因になっているのかもしれません。
最新モデルS2000(AP2-110)VSA装着車への装着実績もありますので、好みのステアリングを探してみてはいかがですか?台数限定ですがVGSシステム装着車用ボスもラインナップしています。レカロシート・ステアリング・ASM KAROフロアマットなど、インテリアパーツの変更は車の印象を一変させてくれますよ。
■Racing Steering Wheel Boss ノーマル車用 ASM-AP100178-221 36,750円 ■Racing Steering Wheel Boss VGS車用 ASM-AP100179-221 42,000円 (20台限定)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=645#myu645
ASM Racing Steering Wheel Boss Q&A
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白いプレミアムレザーで仕上げたレカロシート、RECARO SP-JC ASM LIMITED Premium White Leatherに合わせたS2000のインテリアパーツ製作を木内哲也氏からオーダーいただきました。細かい仕様はボクにお任せで作ってみたのがこれらのパーツです。ドア内張り部分に関してはノーマルパーツが必要なため今回は製作していませんが、木内氏の純正ドア内張りをお預かりして製作に入る予定です。使用した素材は、シート表皮と同じプレミアムホワイトレザー、質感が高いオリジナルユーロブラックレザー、シートと全く同じ太さ・色の刺繍糸となっています。こういう細かい部分までこだわって仕上げることがインテリアだけに限らずASMの車作りに必要です。
今回製作したのはサンバイザーL/R、センターアームレスト、シフトブーツ、ハンドブレーキグリップ、ドアノブL/Rです。ご覧いただければ分かるとおり、白い革を使いたいからと言って「とにかく白」ではなくて、シフトブーツやセンターアームレストなど目立つポイントに白を使いつつ、汚れが気になるドアとハンドブレーキのグリップにはあえて黒本皮を採用して、白いRECAROシートと同じ色のステッチでまとめることで変えた感を出しています。下側や奥側に位置して見えにくい部分は黒糸で縫製したのは表皮選択と同じく「とにかく白ステッチ」ではなく最適なデザインのための選択です。ドアグリップを固定するネジの目隠し部は外周をあらかじめ削った上から皮を張ることで浮いてきたりしないように対策しました。サンバイザーについては白い本皮部分にカードを挟み込むことができるようにしていますが、目指したのはそんな実用性ではなくて、オープンにした時に、外からもサンバイザーの白い本皮部分が見えることです。とにかく質感を高くすることに注力しているので、ドア内張りまで含めて仕上がると、純正よりもずっと高い質感とやりすぎ感がない自然さでまとめたインテリアになると思いますよ。完成が楽しみです。
■シフトブーツ(Premium White Leather) 21,000円 ■ハンドブレーキグリップ 31,500円 ノーマル下取 ■センターアームレスト 31,500円 ノーマル下取 ■サンバイザー L/Rset(Premium White Leather) 84,000円 ノーマル下取 ■ドアグリップL/Rset 63,000円 ノーマル下取
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=641#myu641
白いプレミアムレザーを身にまとったS2000です
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NBロードスターのオーナーさんがレカロシートと同時にロールバー取付をご注文下さいました。オープンカーでサーキットスポーツ走行するとなれば安全装備として必須になるのが横転時にドライバーを守ってくれるロールバーです。S2000でもロードスターでも車種問わず装着作業は同じようなものなので問題なく完了しました。まぁ実際は「問題なく」と言うには少し作業に手間取っていましたが。手間取った理由がフィッティングです。今回の組み合わせがたまたま悪いわけではなく、大体の場合は今回ぐらいのフィッティングが当たり前かな?と言うぐらいですが、いつも無限リヤ5Pロールバーを装着するのに慣れているので、それに比べたらやや精度が落ちるかな?と言う程度ですね。色々なメーカー製品と比べたらやっぱり無限ロールバーはいい製品なんだなと再認識しました。
そうは言いつつも「溶接する」「削る」「磨く」が大好きな坂上さんがスムーズに装着作業を済ませています。ASM S2000 1号車のメンテナンスや車両製作に比べたら加工と言う程の加工ではありませんからご安心下さいませ。NBロードスターに最も似合うんじゃないかと個人的に感じているボディカラーとRECARO RS-G ASM LIMITED BLUEのマッチングも最高です。静岡県からのご来店、本当にありがとうございました。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=614#myu614
今日のスポーツカーはモノクラフトMH1です
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先日発売開始したS2000用ASMステアリングボスが驚くほど人気です。ボスとして考えると通常の製品と比較して4倍の価格なわけですからそれ程売れるとは考えず、純粋に1号車用の自己満足パーツとして製作したので驚きすら感じます。まぁS2000オーナーさんはこだわりの人が多く、例えばASMフロントタワーバーGTのように性能と同時にクオリティやサクシードスポーツ市川さんが作り込んだと言うストーリーまでに魅力を感じてご購入いただいたり、ASMエアロパーツであればS-GT500のNISSAN GT500 Z33やNISMO R35 GT-R、HONDA NSX、量産車のR35 GT-Rまで手がける日本トップクラスのエアロ製造メーカー・チャレンヂ社のクオリティに納得してASMエアロパーツやカーボンパーツをご購入いただいたり、その他にもエキゾーストマニホールド、SREダンパー、AP RACINGブレーキキット、Prodriveホイールなど数多くのラインナップからASMが敢えて選択した製品を納得してご購入いただいているぐらいですから、このステアリングボスの魅力も十分納得いただけるのではないかと自信を持っています。
販売を始めて以降よく質問されたことがありますので以下ご紹介します。
Q-1:現行モデルS2000 VSA搭載車(AP2-110型)に対応していますか?
A-1:適合しています。ただし、取付手順によっては警告灯が点灯するので、事前にASMにご確認下さい。
Q-2:ボスを変更したことでステアリングの位置はどうなりますか?
A-2:純正ステアリングより20mmドライバー寄りになります。ワークスベル社の脱着式ボスが純正と比較して30mm手前に来るのですが、それと純正ステアリングの真ん中あたりです。純正ステアリングの場合、グローブを着けてハンドル操作をするとウィンカーレバーに指が触れたりしやすいのが気になったので、ちょうど指の太さ分程度だけ手前に寄せました。レカロシートや無限S1シートを装着したS2000に乗る機会が多いのですが、ステアリングがやや遠く感じていたのでその補正にも有効です。先日のFSWテストで高木真一選手にも使ってもらいましたが、通常ボスと比較してネガティブなコメントは一切出なかったのでサーキットユースにも適していると言えるでしょう。
Q-3:車検には対応していますか?
A-3:車検対応品として販売しています。ステアリングボスは重要保安部品となるため、所定の基準を満たす必要があります。ワークスベル社はステアリングボスメーカーなので保安基準適合品を作るノウハウが豊富であり、その一方でレース用部品も製作しており今回の製品企画に最適なパートナーと言えます。当初、強度が高すぎてNGだったり強度を下げようとするとデザインがNGだったり相当紆余曲折がありましたが、相当な数の試験体を製作してテスト・試験を繰り返してやっと製品化にたどり着き、工業試験場の成績書類付き(車検対応)にすることができました。ワークスベル社から品川陸事に製品情報が提出されています。
Q-4:このボスを使用してもホーンは鳴りますか?
A-4:通常のステアリングボスと同じようにお使いいただけるので全く問題ありません。
Q-5:付属のカーボンプレートの素材は何ですか?
A-5:ASM得意のカーボンプリプレグオートクレーブ製品です。小さなパーツですから難燃性を問われることはありませんが、カーボンメーカー様の協力を得て難燃テストを実施しており、車の内装材として安全に使用できることを確認しています。FRPやカーボンプリント製品ではありません。アルミ削り出し本体との組み合わせでレーシーな雰囲気と高品質感が溢れる製品に仕上がっています。
■Racing Steering Wheel Boss ノーマル車用 ASM-AP100178-221 36,750円 ■Racing Steering Wheel Boss VGS車用 ASM-AP100179-221 42,000円 (20台限定)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=583#myu583
S2000 Type-Sにモニターブラケット装着
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