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横浜市中区、楽しい自動車生活を創り出すお店<ASM>をプロデュースしています。S2000・RECAROを切り口に、色々な話題をお届けします。
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ASM YouTubeに、Attack -2018- Tsukuba Championshipの車載映像を公開しました。 1コーナーや1ヘアの芝生から湯気が立ち上って幻想的です。
ADVAN A050 57秒051 (Sec.1 23.339 Sec.2 23.529 Sec.3 10.123)
濡れた2ヘア縁石に乗って滑ったり、最終コーナー縁石を超えながら踏み切った影響で、わずか計測2周なのにリヤタイヤのブロックが削れていました。当日は縁石が濡れていたにせよ気温は低く、エンジンが回ったまずまずのコンディションでした。現状のバランスを崩さず狙って5/100秒を削るチューニングをして、REVSPEED筑波スーパーバトルでのNAチューニングカーレコード大幅更新となる、56秒台を狙います。

ADVAN A052 57秒935 (Sec.1 23.869 Sec.2 23.853 Sec.3 10.213)
POTENZA RE-71Rに対する刺客として横浜ゴムが開発したラジアルタイヤADVAN A052で、同じく計測2周後のタイヤ画像です。ラジアルNAチューニングカー最速タイム58秒308を0.4秒近く更新して、57秒台に突入しました。筑波スーパーバトル2017のロガーデータと比較すると、A052の方があらゆる場面で少しずつグリップが高く、RE-71Rでの前後バランスと比較すると特に前タイヤのグリップが高く出る傾向があります。ADVAN A050でも同様だったので、タイヤメーカー毎の特性違いかもしれません。
A052が速過ぎるからA050 Mコンの存在価値が否定されると聞いて興味ありましたが、ASMの過去データと照合するとA050 Mコンの方が多分速く連続周回できるから、それぞれに存在価値があると考えています。でもラップタイムを見ると大きな差はないし、A052で練習走行してA050でアタックしても問題ないでしょう。事実今回の最速タイムは、POTENZA RE-71RセッティングのままADVAN A050とA052に履き替えて記録しました。

この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3500
マイナス0.473秒
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今シーズン最後のタイムアタックとして、Attack -2018- Tsukuba Championshipに挑みました。

 
今回のターゲットタイムは、ASM S2000 2号車が記録した筑波スーパーバトルNAチューニングカーレコード57秒398を破ったプライベータ―の57秒376でした。走行開始前に出始めた濃霧に包まれ濡れた縁石は滑り、コースコンディションも加藤寛規選手の表情もどんどん悪化していきます。
 
 
1回目のスーパーLAP枠は56秒台を目標にSタイヤADVAN A050を履いてS2000/NA最速を奪還し、2回目のスーパーLAP枠は57秒台を目標にラジアルタイヤADVAN A052に履き替えてラジアルタイヤ/NA最速タイムを更新する作戦?でしたが、短時間で必要な温度まで上げることができる従来のウォーマーと、Attack青木さんが手配してくれたタイヤウォーマーを組み合わせて対応しました。

<公式タイム>
ADVAN A050 57秒051 S2000 NA最速レコード奪還
ADVAN A052 57秒935 ラジアルNA チューニングカーレコード更新

S2000のNA最速を奪還し、筑波スーパーバトル2017で記録したタイムも大幅更新し、ラジアルNA最速の57秒台に入れることができました。アウトラップ−計測1周目―計測2周目―インラップ×2枠しかないのに、事前テストなくPOTENZA RE-71RからADVAN A050/A052に履き替えて、ターゲットタイムをクリアです。
筑波スーパーバトル以降の追加製作パーツ
(1)センターフロアフィン・・・SUPER LAPで装着 (2)センターディフューザー延長・・・SUPER LAPで装着 (3)リヤディフューザー延長・・・重量増ほどメリットがなく不採用(再テスト) (4)スタビリンク・・・現状スタビではセッティングが崩れたため不採用
 
 
ARVOU緑号/白号のサーキットメンテナンスに来ていたアルボー柴田さんと話しました。結果だけ見るとASMの0.5秒遅れですが、ARVOU緑号も一度はASMのタイムを破ったオレンジ号も、タイムアップに最も効果的なワイド化をほとんどしていません。もし超ワイドボディエアロパーツを装着していたら、さらに僅差だったかもしれない速いS2000でした。 ASMのお客さんが15年前から懇意にしていたTop Fuel Racing熊木さんとも挨拶できたので、次回GENROMフェアの後G.T WORKS 寺崎源さんとTFRを突撃訪問して、Adaptronicを営業します。

Attack筑波2018のNAクラスでは3位でした。1位は3ローターNAのFD3S RX-7が記録した55秒595、2位は車重700kg台まで絞ったEG6シビックの56秒546、初参戦のASM S2000 1号車はNAクラス3位でした。速ければ格好いいのがチューニングカーの基本ですが、熱くなってもムキにならずNAのF型エンジンと純正ベースのサブフレーム・サスペンションアームのままタイムを出す選択こそ、ASMらしいかもしれません。
来シーズン、まずは狙って56秒台に入れることが出来る車作りに取り組み、Attack筑波だけではなくAttack鈴鹿でも記録更新を目指します。本気で喜んだり驚いたり悔しがったり笑ったりしながら純粋にタイムを追求するAttackの空気感を、お客様にも伝えていきたいと思いました。
■2018年2月 Attack -2018- Tsukuba Championship
ADVAN A050 57秒051 (Sec.1 23.339 Sec.2 23.529 Sec.3 10.123 189.640km/h) ADVAN A052 57秒935 (Sec.1 23.869 Sec.2 23.853 Sec.3 10.213 189.773km/h)
ドライバー:加藤寛規選手 チーフエンジニア:坂上(ASM) チーフメカニック:八百(ASM) メカニック:阿部(ASM)
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3499
一瞬で、S2000の圏外へ
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今週末のAttack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、1号車のセットアップが完了です。
筑波スーパーバトル2017はPRO RACER RMS CFRPモデルを装着して1029kgでしたが、今回は1.4kg重いFRPモデルを装着したのに10kg軽量な1,019kgしかありません。ここ数年、エンジンウェットサンプ化・電動ウォーターポンプ化・ラジエーター&オイルクーラー小型化・ASM sabelt4点ハーネスや軽量ベルハウジングなど各部軽量パーツ製作・タイヤ銘柄変更・オイル量見直しなど軽量化を徹底した結果、GTエアロパーツになった2006年以降で(たぶん)最軽量になりました。
◇ Dr. OUT 1,019.0s
(左前)270.5 (右前)256.5 RIGHT:515.5s/50.6% (左後)233.0 (右後)259.0 Front:527.0kg/51.7%
◇ Dr. ON 1,082.0s
(左前)285.5 (右前)275.5 RIGHT:561.5s/51.9% (左後)244.0 (右後)286.0 Front:561.0s/51.8%
* シート:RECARO PRO RACER RMS 2700G * タイヤ:ADVAN A050(GS)295/30-18
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3498
軽量化なら、いつでもどこでも効果的
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2/24(土)のAttack -2018- Tsukuba Championshipでモニターする、ADVAN A052が届きました。
ADVAN A052は、POTENZA RE-71Rに対抗する横浜ゴムのスポーツラジアルタイヤです。コンパウンドや溝の浅さ等の組み合わせが絶妙だった影響なのか狙い以上の性能が出てしまい、ライバルのPOTENZA RE-71Rはもちろん、兄貴分であるSタイヤのADVAN A050(M)さえもタイムで凌駕していると聞いて興味を持っていたところ、Attack主催者である青木さんから体感モニターをご提案いただきました。心遣いに感謝します。
左からPOTENZA RE-71R・ADVAN A050・ADVAN A052です。9時台に行われる走行ではA050(GS)とA052を履いてSタイヤとラジアルタイヤのタイムアタックを行い、目標タイムをクリアできたらインターバル中に空力パーツの追加と前後バネレートを変更して、15時台から始まる2回目のタイムアタックにもう一度新品ADVAN A052で挑むことにしました。
* 外径・重量はASMでの実測値です
ASM S2000タイムアタック号にとってはもちろんハイグリップで、車高を下げても路面とディフューザー/タイヤとインナーフェンダーの干渉を抑えるために外径は小さく、軽量なタイヤが良いです。2015年3月富士テストで履いたADVAN A050 265/35-18の外径は644mmでしたが、前ジャッキアップポイント車高は47mmで筑波スーパーバトル時のセッティングより1mm低く、懸念していた外径の大きさは問題にならないかもしれません。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3492
2015年10月富士テスト 〜 ラジアルNA筑波最速のカギは空力 〜
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2/24(土)のAttack -2018- Tsukuba Championshipに向けて、スタビリンクを交換しました。

ASM S2000 1号車のリヤ車高はジャッキアップポイント計測値で60mmしかありません。設計時に想定されていない角度にスタビライザーが固定されるため本来の性能を発揮していないと推測し、S2000純正と比較して20mm短いスバル純正スタビリンクに変更しました。スタビレートはそのままに動き出しをスムーズにすることで、縁石を超えた時のフラツキやリヤが流れた時の引っ掛かりと日安定感を軽減しつつ、アクセルON時のトラクション性能向上を狙ったチューニングです。

スタビリンク変更は今の1号車に間違いなく効果的だと一致しましたが、これ以上テストしていない不確定要素を増やすべきかASMチーム内で意見が分かれています。加藤寛規選手はアウトラップだけで車両チェック・路面コンディション・ADVAN A050タイヤグリップを確認し、そのままSタイヤでのタイムアタック計測1周目に挑まなければなりません。周囲からは結果だけを求められつつ、Attack筑波さえ貴重なテスト機会でもあるASMチームの選択は、筑波サーキットで確認して下さい。
この記事のURL https://autobacs-asm.com/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=3487
ASM筑波スペシャル2008 −トラクション&エアロダイナミクス−
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1号車の4連スロットルにはスロットルそれぞれにエアフィルターを被せていましたが、ファンネル壁面に沿って空気は取り込まれるのでエンジンパワーは10%以上低下します。タイムアタック時に使う茶こしみたいなファンネルカバーでも根本解決になりません。
2012年から4連スロットル全体を覆う虫かご型ファンネルカバーに変更しましたが、金網を通り抜けたゴミが全て侵入するのでテスト走行の度にエンジン内部損傷が気になっていました。このモヤモヤ感を解決するために、エアフィルターを装着しつつファンネル周辺の空気の流れを阻害しない、itg社製エアフィルターを装着です。
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ASM筑波スペシャル2017 シェイクダウン
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